一人暮らしをしていると、さまざまな書類に記入をするタイミングがあると思います。実家で家族と暮らしているときには「世帯主」が父親であることも多いとは思いますが、一人暮らしの場合はどうなるのでしょうか。
そもそも世帯とは、住居を維持している単身者であると定義づけられています。
つまり、生活を共有している人たちを世帯と指しているのであり、同じ家で暮らしていても別々に家賃を出していれば世帯にはなりません。
世帯には、世帯主がおり、言わば代表とも言える立場です。誰を世帯主にするかは、自由に定めて構いません、年齢や収入などに関係なく選ぶことができますが、一般的には収入が多いとされる人で定めています。
とは言え、現在は働いていないという祖父が世帯主になっているというパターンもありますので、絶対とは言えません。
法律では自由ですが、例えば会社によっては「世帯主の人に家族手当の支給」と定めていることもあり、働き手以外を世帯主にして損をすることもあるので注意しましょう。
一人暮らしで住民票を移したという場合には、「その新居の世帯」となりますので、本人が世帯主に該当します。
例え学生であっても、住民票を移した時点で世帯主になります。
書類に関しては、申告者・世帯主を自分の名前として、続柄を本人と記載します。
一人暮らしでも住民票を移動させていない場合には、新たな世帯とは認められず、実家に暮らしていたときと同じ扱いになります。
例え収入があって家賃を支払っていたとしても、住民票が絶対的な効力を持っていますので変わりません。
例えば下宿などをしている場合などには住民票を変えないというパターンもあります。
自分がどれに該当するのか確認しておきましょう。