家族の住まいと「防災」を考える

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「防災」についての「備蓄」を考えるなかで、2011年3月11日に発生した東日本大震災での被災者たちの体験談などが、非常に参考になります。世の中の近代化のなかで、街中には数多くの大型スーパーが立ち並び、コンビニエンスストアが24時間営業するなかで、いつでもどこでも必要なものが手に入るという現代人の感覚から、非常時への備えへの意識が薄らいでいるようにも感じております。東日本大震災での体験談などを見聞きしておりますと、「お米」のありがたい存在を強く認識することとなりました。防災グッズや非常食と言いますと、レトルト食品やフリーズドライ食品を思い浮かべる方などが多いかもしれませんが、「お米」は何よりも日本人に欠かすことのできない非常食であります。また皆さんは、住宅環境を考えるなかで「防災」といったような観点から、お部屋のインテリアの見直しをされたことはございますか。防災インテリアに関する資料などをみつけてみますと、防火カーテン、落下しても破損しにくい額縁、軽量化された照明器具などもあるようです。住まいのインテリア選びは、もっぱら家内の役目ではありますが、「防災」を踏まえた上で、改めて家族の部屋づくりの見直しなども行っていきたいと考えております。